Sliding CafeマスターのBLOG

トロンボーンを中心とした音楽ユニット「Sliding Cafe」マスター岩崎浩のコラム

ドゥードゥル・タンギング



ジャズトロンボーン奏者にとってドゥードゥル・タンギング(ジャズ・タンギング)は非常に重要なテクニックですね。と同時にこのドゥードゥル・タンギングを本当に正しく理解し、修得する事は難しく時間のかかる事かと思います。特に日本語にはドゥル(dle)の発音がありませんので、我々日本人には非常に難しい発音かと思います。日本語でドゥルと言ってしまうと間違った発音になってしまいますしね。一番わかりやすいのは、英語の「noodle」の発音でしょうか。つまり英語圏のプレーヤーならば何の苦労もなくドゥードゥル・タンギングが出来てしまう訳ですねぇ。
僕は学生時代に師事していた早川隆章氏にこのドゥードゥル・タンギングをみっちり叩き込まれました。早川氏に師事していた3年間、レッスンでは毎回このドゥードゥル・タンギングの厳しいチェックを受けていました。お陰で、今ではドゥードゥル・タンギングに関しては僕の最も得意なテクニックのひとつにする事が出来たように思います。早川隆章氏は日本ではドゥードゥル・タンギングに関してはこの人の右に出る者はいない程、このタンギングの名手、研究家であり、このような方に師事出来たという事は非常に幸せでした。やはり現代のジャズスタイルではドゥードゥル・タンギングは必須ですからねぇ。

写真はビル・ワトラス(ドゥードゥル・タンギングの名手)の書いたエチュードですが、このエチュードにはドゥードゥル・タンギングについての説明がとても細かく書いてあり、デモCD付きで非常にわかりやすいです。その他、循環呼吸、重音奏法、リップスラーの応用フレーズ等まるでテクニックのデパート(総合商社)!?のようなエチュードです。僕は学生時代このエチュードを毎日何時間も練習していました。更に高度なテクニックを修得したいという人には是非お薦めのエチュードです。
そういえば、ビル・ワトラスもうすぐ来日しますね。